信じられるのは家族だけ!普段は冴えないサラリーマン、実は凄腕の忍者が、愛する家族を守るため、非情な者達に戦いを挑む!男の深い愛が家族を優しく包み込む痛快アクション・アドベンチャー! 

 

 

忍者パパのあらすじ

典型的な「ブサメン」サラリーマン、祭のぶ夫(まつり・のぶお)(32)。会社では課長にどやされ、家では義母に嫌味を言われ、その冴えない容貌から常に周りの者からバカにされているが、その実体は厳しい掟に縛られた忍者一族の暗殺技伝承者である。 

 

愛を知ってしまったが故に一族を裏切り、最愛の妻と2人の子供に囲まれた幸せな生活を送っているのぶ夫。しかし、裏では裏切り者を許さない忍者一族が差し向ける刺客と熾烈な戦いを繰り広げる二重生活をしている。 

 

普段は温厚で平和を愛し、どんな屈辱も甘んじて受けるが、己の信念は絶対に曲げず、家族に牙を剥く者は誰であろうと容赦しない。 

 

愛する者たちと己のポリシーを守るため、今夜も忍者パパの怒りの刃が闇を斬る! 

 

忍者パパのネタバレや感想

え~?今の時代に忍者ぁ~?ダッサ… 

 

と思いつつ、試しに読んでみたら見事にハマってしまいました。 

 

バタフ食品でクレーム処理にいそしむ祭のぶ夫主任。お客様への真摯な対応を心がけるも、「バカかお前は!客の文句にいちいち付き合ってないで、ちっとは融通を利かせろ!」と逆に課長に怒られてしまいます。 

 

若ハゲ、小太り、団子っ鼻、分厚いクチビル…いわゆる「ブサメン」を絵に描いたようなのぶ夫さんは、ダサい容貌とトロい言動と「愚鈍」と言えるほどの要領の悪さで、いつもみんなの笑い者。 

 

でも、それが何?容貌なんて気にしない。他人を蹴落としてまで出世したいとも思わない。正しいことは正しい。悪いことは悪い。己の行いは己に返ってくる。それが私のポリシーです。 

 

人に認められなくったって構わない。家では美人で優しい妻と、目の中に入れても痛くないほど可愛い子供達が自分の帰りを待っている。それだけで充分幸せ。他には何もいらない。 

 

裏切り者と罵られてもいい。蔑みたければ蔑めばいい。必要なら君の靴だって舐めてあげます。 

 

しかし、これだけは言っておく。 

 

俺の家族に手を出してみろ。その瞬間に貴様の命は消えている。 

 

まとめ

外見はダサいが中身はハンサム。家では愛妻家の優しいパパだが、夜間は最強の暗殺技を操る非情な忍者。普段はトロイが怒ると怖い。スーパーヒーロー漫画でお決まりの「二重キャラ」どころか「六重キャラ」を持つ僕らのヒーロー、祭のぶ夫さん。 

忍者の家系に生まれ、暗殺技伝承者として常に死と隣り合わせの過酷な世界を生きてきた彼が初めて知った「愛」と「家族の温もり」。何が何でも守らなければならない「かけがえのないもの」を得た者は、他の誰よりも強くなれるのです。そう。のぶ夫さんだけじゃない。僕も、そして君も。 

「忍者」という設定がちょっと時代遅れの感がありますが、まるで映画の一コマのような迫力のある絵柄に圧倒されます。そして、父親、夫、男、更には人としての生き方を問う「祭のぶ夫」という主人公の魅力が、ストーリーのそこかしこに散りばめられています。特に既婚の男性には必見の作品!