大人気ゲームのドラゴンクエストの世界観を漫画にした「ダイの大冒険」。モンスターが住むデルムリン島で勇者に憧れる少年のダイ。優しくも厳しいモンスターの鬼面道士のゴメスに育てられ成長をしていきます。ある日島のモンスターが凶暴化していることにダイは気付きます。何年前に打倒されたはずの魔王ハドラーが復活したため。そこにアバンと名乗るアバンと弟子のポップが登場します。アバンは島に結界を創り魔王ハドラー魔力を防いだ。ダイは憧れの勇者になりたいとアバンの特訓を受けることになります。真っ直ぐに努力を重ねるダイは自身の隠された力を覚醒させていくことになります 

ダイの大冒険のあらすじ

序章

ダイの大冒険は主人公のダイの成長物語です。正義感が強く、悪いものの立ち向かう勇気を持ったダイは、知り合った周りの仲間たちを変えていきます。魔法使いのポップは才能があるものの努力をしませんでしたが、ダイのどんな強い敵にも立ち向かう姿勢をみて自分を改め努力を重ねるようになります。 

アバンが魔王ハドラーを倒した勇者とダイは知ることになりますが、アバンは復讐のためデムリン島に攻めて来た魔王ハドラーに倒されます。魔王ハドラーはより強大な力を持つ大魔王バーンによって蘇っていました。ダイは島から離れて師匠の仇を討つため、平和な世の中を取り戻すための冒険に出発します。 

本論

ダイは大魔王バーンの軍と戦いを続けて行くことになります。魔獣の軍隊、火炎や氷の魔物の軍隊の戦いを経てダイは成長を続けていきます。新しい仲間と強大な敵との遭遇を繰り返す物語は壮大で原作モデルとなったドラゴンクエストを超える作品であったと言えます。 

ダイは伝説のドラゴンの騎士でした。大魔王軍に所属するバランも同じ血を引く実の父親であると分かりました。初めは戦う二人でしたが、次第に理解し合い大魔王を倒すため協力をしていきます。厳しい父親と子供との深い愛情を感じるシーンが盛りだくさんです。 

最終回は大魔王バーンとの戦い勝利したでダイですが世界を救うために、一人で犠牲になる道を選びます。大魔王バーンも世界の破滅を目論んでいましたが、他の魔王の刺客であるキルバーンに世界を破滅させる黒の結晶が埋め込まれていました。キルバーンは大魔王バーンの部下として働いていましたが、実はスパイであった訳です。大魔王バーンの敗北とともにキルバーンの黒の結晶が作動します。キルバーン、つまり殺す(キル)バーン。せっかく大魔王バーンに勝利したのに平和な世の中を守るためにダイは一人で黒の結晶の爆発を防ぐため黒の結晶を抱え地上から離れて行きました。爆発の後にダイの姿は見えませんがダイが生きている可能性が大きく、ダイの仲間たちは地上でダイを待ち続けます。 

終章

最終回まで読むと初めは勇者に憧れていた少年のダイが地上を救う本物の勇者になる物語に感動します。一途に平和な世の中を目指しひたむきに努力を続けるダイから、困難な問題にも決して逃げない勇気を学ぶことができます。長編大作ですが是非読んで下さい。